19921218

考えていることをつらつら書きます。

たんすのこやし

久しぶりに書きたくなりました。 愛する妹ちゃんについて 私には4歳下の妹がいます。 顔は私のほうがちょっとだけ整っているけれども 妹のほうが圧倒的に可愛いです。 私が彼氏ができないのに対して 妹には絶えず一回り年上の彼氏がいます。 そんな妹ですが…

白空間

目が覚めたら 白のなか 私のほか 何事も存在しない やがて 一本の赤いペンが 歩いてきて 線をひく まっすぐまっすぐ ペンは歩き続け やがてその姿は見えなくなる あとにのこったのは 無情なまでにまっすぐな 赤い線 私はその上に 片足をのせ もう一方をすこ…

欠落感

結局 なんにもうまくいかない 感覚的に うまくいかないのは わかってるんだよ? いい加減解放してくれないかな

つなわたり

とあるひとに私を表現してもらいました 知り合いの中で、或る面で最も異性らしく、或る面で最も異性らしくなく扱ってるつもり。そういう極端さがあるよね。脆さと強さ、個性と普遍性、喜びと悲しみ、女らしさと男勝り。その綱渡りは、対岸の火事にするには惜…

地べた

ちゃんとした人といるのが とてもつらくて 本当に必要な螺子がごっそり 抜け落ちたようなひとたちに 連絡をとっています 華やかで キラキラキラキラ 目が チカチカチカチカ するような 世界を見ていて なんか現実を見ているように見えないというか そこの世…

私と女と女の子

女の子たちは千円でいいよ! 女の子しゃべってないけど大丈夫? 女の子こっちおいでよ! 全部大っ嫌い 私は私で 生物学上女だけど 女の子じゃない バカにしないでよ 男だからって威張ってんじゃねーよ 女の子って括られるのが 嫌いで嫌いで 女の子じゃなくて…

ぐちゃっ

と あたまが 音を立てているので かけません しばしお待ちを

シックスナイン

69って数字あるじゃないですか 思い浮かぶのは 性行為のワンシーン 互いの身体を反対方向にむけて 触り合う 互いが奉仕し奉仕される 目の前にあるのは 湿った性器 相手の顔を見ることもなく ただただ目の前のモノを 夢中で求めるだけ その行為はたしかにお互…

恋するナイフ

高校二年生に始めて付き合った彼氏と別れてから約五年がたちましたそれ以来まともに彼氏ができたことがありませんデートに誘われないわけじゃない好きな人だってできるまわりに男がいないわけじゃなくてむしろ、まわりには男のほうが多いくらい私は自分を隠…

絶対的なアナーキズム~現実逃避二日目~

たった20年ちょっとの人生ですが 人生訪れた中で一番好きな場所が 葉山です。 一日目に見た海に飽き足らず 二日目も海を見ていました。 AM11:00 朝ホテルをチェックアウトし 電車に乗って逗子へ 葉山には逗子からバスがでていますが 行きは乗らず お散歩が…

存在の他愛なさ ~現実逃避一日目~

ふと思い立って 私は海へ逃げました。 このところ、 春の空気が私の心を 侵していました。 うららかな外の空気がひどくわたしの体と心には堪えたのです。 毎年四月と五月は、うつうつとしていて そんな空気を断ち切るために 太陽に抗うために髪を深紅に染め…

涅槃寂静

二日間にわたる逃避行から現実世界へと戻ってきました。 逃避行のことは次書くとして 今回はコピーのことかきます。 やったからには反省しないと次に進めない性格です。 某広告雑誌のコピーコンペに去年の10月ごろ挑戦して 最近、審査を通過した作品が載っ…

少し高いところから 外をみる 丸いかたちが ひしめきあって 思い思いの方向へと すすんでいく 涙があまりにも多すぎるから お椀からあふれちゃって しょっぱい水が空からふってきた そんな涙を浴びまいと みんな必死なんだ 毎日雨は降っている しとしとと 心…

白紙の上

最近顔が変わりました。 整形したわけでも 化粧を変えたわけでもなく 何故か顔が変わりました。 顔が変わる前に 生活も、自分の考えも、いろいろなことが変わりました。 こういったひとの枠があったら その枠のなかで なかの色とか柄とかだけが かわるとおも…

下駄とベルボトム

裸がエロいのは何故かについて一日中考えていた。 授業の課題で、明治期に書かれた裸体画に関する 論評を読まなくてはならなくて、 どうせだからすこし考え事をすることにした。 論評の趣旨を要約すると、次のようになる。 日本では、近年まで混浴が続いてき…

均質空間

世界の果てがあるとするならば それは自分の中にあると思う 世界の中心があるとするならば それは自分だと思う ゴールデンウィークは 葉山の海を見にいってきます。 課題いっぱいで日帰りしかできないけれど 海をみて ぐちゃぐちゃに絡んでしまった 糸を 一…

幻影

好きな男がいる。 その男には、顔が無くて、 わかっているのは 彼の身長が178センチメートルということだけ。 初めて会ったのは、二年前、 ただただ白いだけの空間で、 彼と私は二人並んで歩いていた。 会話を交わすこともなく、 ただただひたすら終わり…

中とダクトの話

いつのころからか、中村はオレンジだった。 中村だけじゃない。中野さんも竹中さんも中井さんも中林さんも、 そして、中央改札も中央大学もオレンジだった。 中という漢字そのものがオレンジなわけではない。 中がほかの漢字と組み合わされたとき、私の頭の…

春夢

豊饒の海を読んでいたら、文章が書きたくなった。日常のなかで様々な緑が目について、そろそろ五月がくることを思い出した。春が終わりを迎える。世間の人は花見に出掛けて春を楽しんでいたそうだが、私は桜があまり好きではないし、第一花見に誘われること…