19921218

考えていることをつらつら書きます。

たんすのこやし

久しぶりに書きたくなりました。

 

愛する妹ちゃんについて

 

私には4歳下の妹がいます。

顔は私のほうがちょっとだけ整っているけれども

妹のほうが圧倒的に可愛いです。

 

私が彼氏ができないのに対して

妹には絶えず一回り年上の彼氏がいます。

 

そんな妹ですが、すこし曲者で

パニック障害とか、そういう類のものをいくつか抱えています。

 

高校を二回辞めて

OD経験もあり

時には失踪して一か月以上行方不明になり

みつかったと思いきや

ばりばりのヤンキーになっていて

閉鎖病棟につっこまれたり

 

とんでもないやつなんです。

 

でも、彼女、天才なんですよね。

高校1年生の時に大学入試の国語の読解記述問題とかせたら

赤ペンいれる隙もないほどの完璧な答案さらっと出してくるし

低く出がちな精神病院のIQテストで135の異常値だしたり

病院の先生曰く、言語情報処理分野が飛びぬけて発達しているそうで

 

おもえば、妹は小さいころから、人のちょっとした顔の表情とか言葉の変化に敏感で

人が、云われたらもっとも傷つくけれども、反論することができない弱みを

当てるのが得意でした。

何度それで心をえぐられたことか。

 

結局彼女がパニック障害をひきおこした原因のひとつも

その言語情報処理能力の圧倒的な高さに

あるわけです。

 

いま彼女は、とある町で、母と仲良く暮らしています。

コンビニでバイトしてます。

 

姉の私は、彼女ほど頭はよくないし

がんばってこのハイスペックな世界にしがみついている人間なので

妹の頭がうらやましくなることも

あるんですよ。

 

それで

言ったんです・

「なんでお前そんな頭いいのにもったいないことするよね」

 

そしたら

「頭を使うも使わないも私の自由でしょ」

って

言われました。

 

今、私がいる世界では

持っている頭は使わなければいけない

持っている才能は出さなくてはいけない

個性と能力をアピールしなくてはいけない

 

そんなことがあたりまえで

 

すこしだけ、どきっとしました。

 

わたしは、ない頭を必死につかってはなやかな世界にいようと足掻き

どんどん孤独になっていく一方で

妹は、持っている才能を使わずに、男の子と幸せな恋愛をしていました。

 

今の社会は

あるもの、持っているものはつかわなくちゃいけない

みたいな風潮だけど

よくよく考えたら

たんすのこやしになるブランドおしゃれ服がいっぱいあるのに

毎日ユニクロ着てる人間が一番おしゃれです。

 

あなたは、頭の中までおしゃれですか?

昔自分がかいたコピーを思い出しました。

 

いまのじぶんは

まわりのにんげんからおしゃれだといわれるだけのための

そとみだけのおしゃれを

がんばっているだけのような気がして

ほんとうのおしゃれさんにはなれていないみたいです。

 

おしゃれになるには

人になにをいわれようが

じぶんはおしゃれだっていう

根拠のない自信が必要なんだとおもいますが

 

むかしあったそれが

どんどんきえていきます。

 

ひとのめがじろじろこっちを見て

だっさ、なにあの服

っていっている被害妄想を

ずっとあたまのなかに流して

その妄想の目からのがれようと

あがくのは

ばかみたいですね。

 

白空間

目が覚めたら

白のなか

私のほか

何事も存在しない

やがて

一本の赤いペンが

歩いてきて

線をひく

まっすぐまっすぐ

ペンは歩き続け

やがてその姿は見えなくなる

あとにのこったのは

無情なまでにまっすぐな

赤い線

私はその上に

片足をのせ

もう一方をすこしだけ

うしろにのせる

すると

どこからともなく

足音がきこえてくる

物にはない

あたたかい風が

白のなかに

吹いてくる

ぽんっと

肩をたたかれる

何者かもわからぬ

足音とともに

私は線の上を

あるいていく

足音の手は

私の手の

すぐそばにある

歩くたび

揺れる

右手と左手

触れるか触れないか

二つの手が駆け引きをはじめる

触れずとも

白を介して

足音が

足音の存在が

つたわってくる

あぁ

あたたかい

触れるか

触れないか

そんなことは

どうでもよかった

ただ

足音が

存在するという

ただそれだけで

私は

全てを

諦めることが

出来たんだ

醒めるな

醒めるな

醒めるな。

つなわたり

とあるひとに


私を表現してもらいました


 知り合いの中で、或る面で最も異性らしく、或る面で最も異性らしくなく扱ってるつもり。そういう極端さがあるよね。脆さと強さ、個性と普遍性、喜びと悲しみ、女らしさと男勝り。その綱渡りは、対岸の火事にするには惜しく、是非間近で見たいもの。



時には

女性のなかの女性として扱われることもあれば


男と同様に扱われることもあることは

自分が一番自覚していて

そういう扱い方をされている

コミュニティに安心感をかんじています


強がりのくせに

ガラスのように脆いねと


みていて感じさせる危うさがお前の魅力だと


言われたことがあります


大河によって断絶された

交わることのない両岸の上に

何故か張られた

一本の細い綱


それの上を

ふらふらふらふらと

歩いています


ふらふらふらふら


風が吹いて

落ちそうになるけれども


必死にバランスをとりながら

あるいています


上流から下流へと


川幅がひろくなるほど


落ちるのがこわくなって


綱の先にはおそらく海があるのだろうけれども


その海は私にとって何を意味するのか


不安になって





要するに

自我が揺らいでいます

自信をなくしています


誰か私を百年の孤独から救い出してください






地べた

ちゃんとした人といるのが

とてもつらくて

本当に必要な螺子がごっそり

抜け落ちたようなひとたちに

連絡をとっています



華やかで

キラキラキラキラ

目が

チカチカチカチカ

するような

世界を見ていて

なんか現実を見ているように見えないというか

そこの世界にいながらも

自分だけが

ポツンとひとりぼっちに

取り残されていて

まわりだけが

うごいていく


そんな環境に

疲れてしまいました


疲れたばっかり言ってる気がします


なんというか

人間くさくて

どろくさくて

べたべたしていて

スタイリッシュとか

スマートとか

そんな言葉とは

かけ離れた

魅力が

ある人たちに

縋り付いて

逃げています


ずぼずぼずぼずぼ

ずるずるずるずる

げらげらげらげら


こんな感じが

頭のなかで

鳴り響いてて

心地よい




私と女と女の子

女の子たちは千円でいいよ!

女の子しゃべってないけど大丈夫?

女の子こっちおいでよ!

全部大っ嫌い

私は私で

生物学上女だけど

女の子じゃない

バカにしないでよ

男だからって威張ってんじゃねーよ

女の子って括られるのが

嫌いで嫌いで

女の子じゃなくて

私として扱ってほしい

そういう願望が

刈り上げに向かわせるんでしょうかね

どんどんどんどん

女の子として

見られないように

鎧を着こむ

私という

一個体として

女の子としてじゃなくて

魅力がほしい

分かってくれる人に

分かってもらえればいい